成功本や成功法則の問題点(1)
私は税理士として開業して暇だった最初の頃、経営というものに目を向け、ひたすら成功本や経営書にはじまり、挙句の果ては何十万円もするテープ教材を買ってひたすら勉強しました。
私自身が、税理士事務所の経営者であり、自分自身の経営を成功させたい。
また、クライアントにアドバイスでき、経営の一助になれば…。
そんな思いでした。
しかし、まったく成果が出ません。むしろ、反対に失望さえ感じ始めて、だんだんとマイナス思考となっていったのです。
どこに問題点があったか?
それは、ひとつには、遠い過の失敗体験が自分でも知らないうちに潜在意識の中に奥深く刻まれていて、すぐにあきらめてしまうこと。
また、成功本は様々な分野があります。結局、何をどのような順番で学び、実行すればいいのか、まったくわからなかったのです。
色々と暗中模索をしているうちに、だんだんと将来に対する不安が強くなり、本業がまったくうまくいかなくなったのです。そのため、本業以外のものに手を出すようになりました。
お恥ずかしながら、色々なギャンブルや投機にのめりこむようになりました。
すると、ますます本業が衰退してきました。もう泥沼です。
これ以上落ちようが無いところまでいったある日、とうとう運命の出会いがあったのです!
中村天風の「成功の実現」です。
一冊の本が私の運命のを変えました。いや、実は正確には「流れ」を変えたのです。
プラス思考とか積極的心構えの大切さは理論上はよく理解できました。
しかし、それでも相変わらずギャンブルや投機にのめりこむ日々には何ら変わり無かったです。理論や理屈は知っていても、それを実行できなければ知らないのと同じです。
この実行が難しいのです。そして、この実行や行動を阻むもの、それが、潜在意識に奥深く潜む「失敗体験」や「思いこみ」です。
これを、クレンジング(潜在意識の浄化)できなければ、結局つぎのステージに上がれない、とその後思い知らされるのです。
(続く・・・)
