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成功本や成功法則の問題点(2)

成功本や成功法則の問題点(2)

たしか中村天風の本にも「潜在意識の浄化」という概念は記述されていました。
それは、「観念要素の更改」という方法で、寝際の際には何も考えるなとか、たとえ考えるにしても過去の楽しかったことを考えろとか、というものです。

 もちろん試してみました。うまくいきません。どうしても当面の抱えている問題点ばかり思い浮かびます。あれやこれや、くよくよと悩み事ばかりです。

 成功したイメージを思い浮かべろ、とか言われても すぐに消え去ります。しょせん成功する人はもともと意志が強くて過去の事はすぐに忘れることが出来る人なんだ。オレには無理…。

そんな壁にぶつかった時にであったのが無能唱元の本でした。古くから仏教に伝来してきた「俯瞰法」です。   

瞑想しながら(変成意識の状態になるのがむつかしいのですが)過去の失敗体験や今現在抱えているトラブルを自分で客観的に見つめる方法です。   

詳細は長くなりすぎるので書きませんが、これはかなり効果が ありました。結局、抱えるトラブルや問題点は、その大半が人間関係から発生するものだと思います。 
次がお金に関するトラブル。   

私は、その当時引きずっていた過去の人間関係のトラブルを瞑想で自分の感情を客観的にみつめました。すごくドロドロした嫌な人を憎む気持ちがたくさん出てきました。
 しかし、感情はこれを避けずに感じきれば自分の中から消え去るのです。  

女性が悲しい時に泣くだけ泣いて、その後さっぱりするように…。  

そして私自身これで立ち直ることが出来たのです。

 

このクレンジング(潜在意識の浄化)がうまくいっても、まだ問題がありました。それは、成功法則や成功ノウハウの体系化です。
あまりにも膨大な自己啓発書や経営書そしてセミナーの数々。いったい何をどう学べば良いのか? どのような順番で学べば良いのか?  この問題に関してはとにかく乱読しまくりました。

そして、その結果、ある一つの方向性が見えてきたのです。

 「分野の細分化」と「マスターすべき順番」でした。

それは、次のとおりです。

  (1)個人的資質の確立   ⇒  (2)経営的資質の確立

      1.クレンジング          6.商品開発
          ↓                ↓     
      2.プラス思考の維持       7.マーケティング
          ↓                ↓     
      3.脳力開発           8.経営組織の確立
          ↓                ↓      
      4.自己管理           9.資金管理
          ↓                ↓
      5.人間関係          10.社会への還元        

 

いわゆる自己啓発や経営ノウハウが、これら10分野に分けられマスターしていく順番もこのとおりにいけば自然な流れと知ったのです。    

たとえば、ある経営者が「マーケティング」の勉強をして広告  宣伝に力をいれたとします。ところが消費者に受け入れられる「商品」をもっていなければ失敗は目に見えてますし、さらにそういった商品を開発できる発想力を生む「脳力開発」ができなければ無理なのです。    

結局、自分が、

 「知っていることと知らないこと」  
 「出来ることと出来ないこと」  

この二つを確認していく必要性を知ったのです。   

つまり、自己啓発書や経営書は、体系的かつ総合的に学び実践しなければ何ら成果は生まないと理解したのです。

 

 






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