パーソナルパワー概論
PM10ケ条の概略について説明します。
まず、「パーソナルパワー」です。
これは中小企業やスモールビジネスの経営において、その経営は、70%以上が経営者や社長さん自身の個人的能力に影響されます。
すなわち、中小企業の経営が良くなるかどうかは、経営者の手腕にかかっているといっても過言ではありません。
その身につけるべき能力は次の5ケ条です。
第1条 潜在意識の浄化(クレンジング)
「潜在意識を浄化(クレンジング)は、成功法則の第一歩である」
我々多くの人は、幼少期からの体験や誤った世間の常識によって、トラウマがあったり我慢を強いられたりと、前向きの考え方が出来なかったり、行動が制約されています。
そこで、これらの感情や間違った思い込みを何らかの方法で浄化(クレンジング)する必要があります。これが成功法則の第一歩であり、積極的な心構えの前準備なのです。
(キーワード)
○俯瞰法
○Insight-CD利用の瞑想
○マインドマップによるトラウマリサーチ
○自己分析
第2条 積極的な思考
「潜在意識の活用のために、常にプラス思考の考え方で、すべての事に責任と感謝をもつ」
多くの成功本でも紹介されていますから、今さら説明するまでもありませんが、注意するべき点は楽観主義と現実主義とのバランスをとることが大切です。
だから、日頃からプラス思考の習慣がついても、時々は自己分析や第一条のクレンジングをする必要があります。
(キーワード)
○「積極的心構え」中村天風
○
第3条 専門知識とアイデア(発想)
「十分な専門知識が、イメージング等の力により発想やアイデアに繋がる」
一般的な成功法則などは、楽して金持ちになれたり願望実現できるとの説にとられがちですが、現実は決してそんなことは無いと思います。
相当に時間をかけた専門知識が発想・アイデアにつながるのであり、そこには努力の二文字が前提条件となると思います。
第4条 目的と自己管理
「目標や行動の『目的』を常に明確にし、さらに自己管理を徹底させる。また、自己管理は時間管理にも通じる」
4条の発想・アイデアは現実に行動をし、実際の形にしてこそ意味があるものです。その行動の源が目的や自己の価値観であったりします。
その価値観や自己の目的を明確にし、それを行動目標に結び付けます。
さらに、その行動目標の達成のために必要なのが自己管理なのです。
この自己管理には自己分析も必要です。ある意味、クレンジングにも通じます。
(キーワード)
○「7つの習慣」私的成功
○システム手帳
第5条 良好な人間関係の構築
「経営や仕事の多くは良好な人間関係やチームワークによって達成される。良好な人間関係から運が開ける」
仕事やビジネスにおいて良好な人間関係が大切なのはもちろんですが、さらに、家族とのふれあいを通じて幸福感を得られます。 良好な人間関係こそ「幸運の源」です。
(キーワード)
○「7つの習慣」公的成功
関連キーワード
2010年01月10日 |
カテゴリ: 【 PM戦略10ケ条 】 パーソナリティ編